煮汁の再利用

「生兵法は大怪我の基」とは、まったくよく言ったもの。

管理人です、こんにちは。

煮物の調理は難しそう、という印象で長年敬遠していたのですが、昨年の夏ごろから少しずつチャレンジをはじめましてね。

やってみると、案外適当に何とかなるもの。

煮汁の味を厳密に、加熱時間をしっかりはかって、材料の下ごしらえや面取りも忘れずに…漫画『美味しんぼ』を読んで描いていたイメージがハードルになっていたのかなと反省するくらい、適当な調理っぷりを研鑽中です。

で、煮物。

作って食べるまでは良いのですが、いつも食後に「煮汁がもったいないなぁ」と感じるのです。せっかく出汁にみりん、醤油や砂糖で味を調えて、おまけに食材のうまみまで溶け出しているのに、もう捨てるしかないのか…と。

沈思黙考。

そうだ、串カツ屋のソースは揚げ物を付けたソースをこして新しいのを足しているのだとか。揚げ物から溶けだしたうまみが、ソース自体をさらにうまくするらしい。そう言えば、煮魚の缶詰工場でも煮汁は随時足しながら使っているそうだ。魚の出汁が存分に入っている”秘伝のたれ”だからこそ味が深まるのだとか、どうとか。

さればこそ、煮汁は使いまわして然るべき、とこうなります。

しかし、素人の中途半端な自信と発想力はまさしく大怪我の基。

以前、サバの煮つけを作った時の話。

酒とみりんに醤油と砂糖、そして大量のショウガをぶっこんでサバを炊き上げました。それはそれは、大変おいしかったのです。おいしかったが故に、上述のような理屈にて、今度はその煮汁で鶏のそぼろを煮たのです。

・・・悲劇でした。

甘辛く煮あがった鶏そぼろを期待して白米と一緒に口に入れた瞬間、口中に広がる強烈な生臭さ!!サバの匂いってここまで強烈だったのかと痛感。すぐにでも捨てたいけれども鶏が勿体ないという思いも強く、あれこれ手を加えて何とか食べられる程度にはなりましたが…

そんな経験を踏まえての今回。

鰹の出汁にみりんでやや甘みを足したもので大根を煮付けまして、その煮汁に醤油を加えてカボチャを煮ることにしました。先ほど煮あがって現在味をしみこませているところ。野菜VS野菜なのでそんなにクセがある訳でなし、大丈夫だろうとタカを括っているのですが、さてはて結果はどうなりますやら。

今日の夕食が楽しみでもあり、不安でもあります。

それでは、また。

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